日焼け止めの会社での利用

日焼け止めを使う女性が増えている昨今、会社での使用は不要であるとの考えを持つ女性が増えていると聞いておりますわ。これは言語道断で、当講座では会社のような室内であっても日焼け止めの使用をおすすめしております。

そして最近では日焼け止め成分を理由に、日常生活では日焼け止めは不要とする情報発信者も多数いるようで、日焼け止めの是非についてはとても混乱を見せております。

日焼け止めは日常生活でこそ必要であると、当講座では断言致します。日焼け止めは日常生活で不要という意見はまるで「大掃除をすれば１年間掃除しなくても良い」と言っているようなもの。

蓄積した汚れは大掃除で１００％取りきることなど不可能です。キッチンを預かる主婦の方であれば簡単に想像がつくことでしょう。１年も掃除されていないガスコンロがどういう状態になるか、そしてそれを年１回の掃除でなんとかなるなどという考えがいかに愚かで無謀なことか。

日焼け止めは日常の生活にこそ必要なものなのです。そういった考えなしの情報にだまされないようにしていただきたいですわ。肌のダージの蓄積は５年後、１０年後に大きく出てくるのですから。

当講座では働く女性の、主に室内での日焼け止めのチョイスについて講義いたしますわ。

日本の会社は美肌の敵

女性で会社勤めという方も増えている時代になりました。日本ではまさに女性の社会進出が標準となっている時代になりつつあるのです。その中で男性と同じ会社＝ステージで働くというのは、女性の肌にとってはダメージの蓄積の原因となることは言うまでもありません。

殊日本では、ブラック会社という、世界では考えられないような長時間労働を課す会社が増えている状況です。政府もこれをなんとかしようとしておりますが、法整備も逆効果など、手をこまねいている状況なのです。

そんな過酷なステージに、女性の肌はさらされ、ストレスに脅かされているわけでございます。会社という場所で美肌を保つには、それ相応の対策と意識が必要であること、よく肝に銘じておきなさい。

一見日焼け止めが不要に見える会社という室内環境での日焼け止めは、日光の有無関係なしに必要なのでございます。会社では日焼け止めを使用しないというのは全くおすすめできない愚かな考えでございますわ。

デスクワークの多くなる会社での女性の立場というものは基本、常にストレスにさらされております。当講座では会社におけるストレス環境を、ストレスカーストと呼んでおります。読んで字のごとく、ストレスのカースト制でございます。

会社というものは常に売上との関係が出てくるわけで、そのストレスは会社のトップからだんだんと下がってくるわけでございます。責任の重さに耐えかねた上司が下のものにノルマなどと言う形や、セクハラ・パワハラなどの形で発散していく流れを意味しているのですわ。

このストレスカーストは最終的に最も立場の弱い者、今の日本ではすなわち事務女性に流れ着くことが多く、女性の社会進出を阻む社会問題となって浮き出しているわけでございます。

こんな環境下では女性に掛かるストレスは大きく、それだけで肌荒れを起こしてしまう女性も少なくはないのでございます。事実として、そういった会社でのストレスカーストによる肌荒れに悩み、当講座に相談をしていただく会員も多くいらっしゃいますわ。

要するに、ただでさえストレス環境となる会社において、更に紫外線が少しでも当たるような状況となれば、深刻な肌荒れ、シミ・シワの原因を作り、現在から未来までの美肌が恐ろしいほどに遠のいてしまうわけでございます。

こういった理由から、会社での日焼け止めは不要という風潮には絶対に反対をしているのでございますわ。ただでさえストレスの大きい会社という環境、紫外線だけは絶対に通さないという強い意志を持つべきだと当講座ではおすすめしている次第でございます。

会社のストレスカーストは美肌の敵

会社でのストレスカーストで美肌を損なってしまう被害に遭う女性が増えている状況で、「このストレスが肌への影響を与えないのか？」という疑問については多くの女性がもう答えを出していることでしょう。

答えは「強い影響を及ぼす」ですわ。

ストレスは身体の新陳代謝や、内臓機能などに影響するという報告があり、特にわかりやすいのは、笑うことでストレスが減り、免疫が活性化するという結果があるとのこと。逆を言えばストレスが原因で笑わなければ免疫は高くない状態になるということなのでございます。

つまりストレスが与える肌環境への影響は、外部の刺激や細菌・ウイルスに対する抵抗性を減らしているという点で、危険だと言えるわけでございますわ。そんな状況下で紫外線を無防備に受け入れてしまったら。もうおわかりですね？

ただでさえ肌荒れの可能性を高くしている環境下で、肌荒れの直接的な原因、そして将来に渡り細胞にダメージをモロに溜めてしまっているという状況になるわけでございます。これがいかに恐ろしい状況なのか、理解できましたわね？

会社をやめた後に酷いシミ・シワ、黒ずみが出てきてしまうという話をよく聞く理由はそこにあるのです。ストレスから開放され、新陳代謝がある程度正常に戻ったときに肌の奥で眠っていたシミ・シワが一気に現れるというわけなのですわ。

ストレスカーストが発生する日本の会社において日焼け止めを使わないという暴挙は一切オススメいたしません。どうかインターネット上の危険な情報に惑わされず、正しい日焼け止めの利用を心がけるようにしてください。

会社における日焼け止めの選び方

会社における日焼け止めの使用でおすすめする製品、と言っても、会社のオフィス、屋外活動の有無、空調のレベル、作業内容などで大きく変わってくるのですわ。

まずは日光の取り込みが変わってくるオフィス構造について。

オフィスが広く、大きな窓があり、席がそこに近いとなると、日焼け止めはSPF50、PA++++のものをおすすめいたしますわ。この他の条件とは違い、屋内であっても日光が当たるということは屋外での日焼け止めによる対策を意識しておくことが肝要なのでございます。

また、この意識は屋外での活動のあるお仕事をされている女性についてもおすすめする考え方になりますわ。屋外での活動、つまり営業などの活動は、ストレスカーストとは異なるストレスを発生させる可能性も、日光を長時間受け続ける可能性も極めて高いため、日焼け止めはしっかりとしたものを選ぶ、これが鉄則ですわ。

次に空調のレベルについて。空調のレベルと言っても、会社の業種によって変わってくる可能性が高いのでございます。営業職の方が出入りするオフィスであれば、夏場は強い冷房に、冬場は暑いほどの暖房にさらされる可能性が高いのでございます。

そんな環境では肌に係る負担がとても大きく、女性にとってはうまく体温調節が出来ずに体調不良となる場合もございます。この環境では逆にSPF、PAともに高くないものを選び、肌呼吸を重視した日焼け止めの運用をおすすめいたしますわ。

室温は肌にかかるストレスの中でも長時間に渡る場合が多く、身体の体温調節に欠かせない肌呼吸をできるだけ妨げず、肌に負担の少ない日焼け止めを活用することをおすすめ致しておりますわ。

そして最も複雑な作業内容について。作業内容は会社によって異なってくるかと思いますので、一概にこれというおすすめは難しいのでございます。経理やパソコン入力、筆記、組み立て作業、ガイド、看護など、大きくシチュエーションが異なるため、それぞれの作業内容で起こる問題に合わせた日焼け止めのチョイスが必要となるわけでございますわ。

ただし、室内での環境においても、室外での作業がある場合においても、日焼け止めは必須であるということは変わりありません。日焼け止めが無くては肌を無防備に晒すことになり、将来のシミ・シワを作る原因となってしまうわけですからね。

個々人の会社環境におけるおすすめの日焼け止めは当講座の会員同士で情報交換が盛んに行われておりますので、そちらを参照されていただくことをおすすめいたしますわ。

迷った時のおすすめ日焼け止め

会社における日焼け止めのチョイスで迷った場合におすすめしている汎用性の高い日焼け止めを紹介していますわ。ただし、これは会社環境の平均的なデータ、当講座の会員の意見から収集した製品情報に基づいてまとめた結果ですから、このおすすめ内容に甘えて、個々人の肌に適した日焼け止めを探す努力は怠らないように。

HANA　ウェアルーUVベース

着色系の日焼け止めで、ファンデーションの代わりに下地として使う日焼け止めとして、会員のおすすめ意見が多かったのがこちらの製品でございますわ。

室内使いで刺激が少なく、SPF、PAも十分量を満たす性能で、使い勝手の面から、強くおすすめできる日焼け止めのひとつなのでございます。

特徴は国産オーガニックで、無香料という、長時間肌に付けっぱなしになる環境で肌への負担が少ないという点ですわね。注意点はオーガニックであるため、使用期限が短いこと。3ヶ月経つと使えなくなるというところが完全に普段使いだけに適している日焼け止めと言っても過言ではないですわ。

毎日の出社前の化粧で使う下地に使うだけ、という点が習慣的に日焼け止めを取り入れることが自然にできるようになるゆえ、おすすめの日焼け止めの一つですわ。

ORBIS　サンスクリーン(R)フリーエンス

日焼け止めのパッチテストでは珍しく、幼児の未発達な肌での安全性試験が行われている製品でございますわ。もともと家族で使うという目的を持った日焼け止めなのですが、当講座の会員の間でおすすめとして広がっており、室内での日焼け止め使用に適しているという情報になっております。

無着色タイプなので、ファンデーションなどの色味の邪魔にならない点も日常で使う日焼け止めとしておすすめされている理由の一つでございますわ。安全性とコストパフォーマンスの点でとても人気になっているいわゆる日常使いにおける鉄板の製品の一つですわね。

KOSE　サンカット 日焼け止め透明スプレー

勤務中のトラブルなどで日焼け止めの塗り直しが必要になったときに使えるスプレータイプの日焼け止めでございます。塗り直すには時間と手間がかかるというときは常にございますから、この手の手軽に吹き付けられるタイプの日焼け止めも持っておくのは常識となりつつあるのですわ。

当講座の会員の間でおすすめに上がってきたのがこの高SPF、高PAのKOSE　サンカットシリーズでございまして、スプレーという性質上、肌に均一に塗るのは難しく、塗り直したい部分にピンポイントで吹くというのが基本的な使い方になりましてよ。

手を汚すこと無く塗り直しを行えるというポイントが当講座の会員の間で情報交換されておりまして、今の所スプレーの手軽さが最も好評となっておりますのよ。おすすめの一つとして日常使いの日焼け止めとともにバッグに入れておくことを推奨いたしますわ。